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中世思想原典集成

ちゅうせいしそうげんてんしゅうせい

上智大学中世思想研究所 編訳·現代

中世ヨーロッパ・ビザンツ・イスラームの思想原典を網羅的に翻訳した大規模シリーズ。

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哲学

この著作について

上智大学中世思想研究所が編訳した、中世ヨーロッパ、ビザンツ、イスラーム圏の思想原典を網羅的に翻訳した本邦最大規模のシリーズである。平凡社から1992年以降、全20巻と精選版・別巻として継続的に刊行された。【内容】教父時代から初期スコラ、盛期スコラ、後期スコラ、神秘主義、イスラーム哲学、ユダヤ思想、ビザンツ神学、フランシスコ会・ドミニコ会の主要著作までを巻ごとにテーマ別に編集し、専門研究者による訳と詳細な解題を付す。アウグスティヌスボエティウスアンセルムス、ボナヴェントゥラ、トマス・アクィナス、ドゥンス・スコトゥス、エックハルトイブン・シーナーイブン・ルシュド、マイモニデスといった中世思想の主要人物の重要文献の多くがここに収録されている。【影響と意義】それまで断片的にしか紹介されてこなかった中世思想の全体像を、日本語読者が原典に近い形で読めるようにした画期的な事業である。哲学・神学・宗教学の研究と教育の基盤を大きく押し広げ、中世思想を現代日本の知的地平に位置づけ直す役割を果たした。【なぜ今読むか】中世を「暗黒時代」とする偏見を解き、近代思想の前提となる豊かな知的伝統を確かめるために、最初に手に取るべき参照点である。

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