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アリストテレス入門

ありすとてれすにゅうもん

山口義久《やまぐちよしひさ》·現代

アリストテレス哲学の全体像をつかむ定番入門

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哲学入門

この著作について

古代ギリシア哲学研究者・山口義久《やまぐちよしひさ》による、アリストテレスの膨大な著作群を体系的に紹介する入門書。ちくま新書。

【内容】

本書はまず、プラトンの弟子として出発しアテナイを離れてからのアリストテレスの生涯を押さえ、著作群を「論理学(オルガノン)」自然学形而上学「実践学(倫理学・政治学)」「制作学(詩学・弁論術)」に分類して概観する。ニコマコス倫理学徳倫理・幸福論、政治学の共同体論、『形而上学』の実体・質料形相論、詩学の悲劇論などの中核部分が、現代の解釈史(アナリティック哲学、ドイツ観念論解釈学)に目配りしつつ解説される。四原因説、可能態・現実態の区別、フロネシス(実践知)とソフィア(理論知)の関係など、入門者がつまずきがちな概念が平易に解きほぐされる。

【影響と意義】

日本語で読めるアリストテレス入門の定番として長く用いられており、大学の哲学入門の副読本にも採用されている。

【なぜ今読むか】

徳倫理学の復興やケイパビリティ・アプローチなど、現代倫理学の議論の多くがアリストテレスに源流を持つ。その全体像を把握しておく価値は高い。

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