フ
『フロイト入門』
ふろいとにゅうもん
妙木浩之·現代
精神分析学者の妙木浩之が新しいフロイト像を描く、ちくま新書の入門書
心理学入門
この著作について
精神分析学者の妙木浩之が、フロイトの生涯と思索の軌跡に触れながら、新しいフロイト像を描いた入門書である。2000年7月に筑摩書房から「ちくま新書」の1冊として刊行された。
【内容】
内容紹介は「精神分析100年」と掲げ、1900年にウィーンの小さな出版社から刊行された『夢判断』が、わずか数百部の書物でありながら世紀を超えて大きな影響を与えつづけたことに触れる。続けて、エディプス・コンプレックスの発見と夢の分析を通じた無意識世界の探究を挙げ、フロイトが開花させた精神分析は、複雑な家族構成や葛藤に彩られた彼の生涯と思索の軌跡を映す鏡でもあったと述べる。新たな史実やスキャンダルの意味を検証しながら、新しいフロイト像を描きだす入門書とされる。章立ては「ユダヤ人としてのフロイト」「科学者としての人生」「催眠という謎」「患者から学ぶ」「夢の分析」「オイディプスの運命」の6章である。
【影響と意義】
「ちくま新書」の1冊として出た入門書である。章題には、ユダヤ人としてのフロイトや科学者としての人生といった人物の側面と、催眠、夢の分析、オイディプスの運命といった主題が並び、扱う範囲は人物と精神分析の両方にわたる。
【なぜ今読むか】
フロイトが開花させた精神分析を、本人の家族構成や葛藤、思索の軌跡とあわせて知りたい人に向く。無意識やエディプス・コンプレックスといった主題に、フロイトの生涯を手がかりに入っていきたい読者にも向く。
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