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ソクラテス以前哲学者断片集

そくらてすいぜんのてつがくしゃだんぺんしゅう

内山勝利 他訳·古代

初期ギリシア哲学者たちの残存テキストを集成した基本資料

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哲学

この著作について

古代ギリシア哲学研究の第一線にある内山勝利《うちやまかつとし》らが、ディールス=クランツ版『ソクラテス以前哲学者断片集』を日本語に訳出した、初期ギリシア哲学の一次資料の集大成。

【内容】

本書はタレスアナクシマンドロスアナクシメネスのミレトス派、ピタゴラス教団、ヘラクレイトスパルメニデスゼノン、メリッソスのエレア派、エンペドクレス、アナクサゴラス、レウキッポス・デモクリトスの原子論、そして初期のソフィストたちに至るまで、ソクラテス以前の思索者たちの断片と、後代の著述家による伝記・学説証言を網羅的に収める。各人物ごとに「伝記的証言」「学説についての証言」「本人の断片」の三層に整理されており、後代がどのように初期哲学者を伝えたかを読者自身の目で検証できる構造になっている。

【影響と意義】

原著ディールス=クランツ版は二十世紀の古代哲学研究の基礎を築いた記念碑的仕事であり、その本格的な邦訳刊行は日本における西洋哲学史研究にとっての画期である。万物の根源を問う自然哲学が、後のプラトンアリストテレスへと継承される道筋を一次資料のレベルで追体験できる。

【なぜ今読むか】

概説書で名前だけ知っている古代哲学者たちの肉声に、断片単位で直接触れられる稀有な機会を提供してくれる。哲学のはじまりの場所を自分の足で歩きたい読者にとって、他の解説書では代替できない原典である。

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