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ソフィストとは誰か?

そふぃすととはだれか

納富信留·現代

プラトン対話篇を鍵にソフィストの本質を問い直す納富の研究書

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哲学

この著作について

プラトン研究者として知られる古代ギリシア哲学研究者・納富信留が2006年に公刊した論集。プラトン対話篇を鍵に「ソフィストとは誰か」という問いを正面から問い直す、日本語で書かれた本格的研究書である。

【内容】

ソピステスプロタゴラスゴルギアス『エウテュデモス』など関連対話篇を精緻に読み直しながら、ソフィストを「悪しき弁論家」として通俗化する解釈を退ける。ソフィストとプラトン的哲学者(哲人)の境界線が、実は対話における「論駁・真理・共通善」への態度の違いに依拠していること、そして両者の区別は常に再定位を要する運動であることを示す。プラトンの「ソフィスト狩り」の構造を、哲学の自己規定の問題として再構成する。

【影響と意義】

日本におけるソフィスト再評価の代表作の一つ。プラトン 哲学者とは何か『ギリシア哲学史』など同じ著者の仕事と合わせ、英語圏の最新研究と日本語読者を架橋する役割を果たしている。

【なぜ今読むか】

ポスト・トゥルースと呼ばれる時代に、「弁論と哲学の境」を古代テクストに立ち返って問い直す精密な試み。

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