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『プラトン 哲学者とは何か』
ぷらとん てつがくしゃとは なにか
納富信留·現代
日本を代表するプラトン研究者による、青年プラトンとソクラテスの出会いと対話から、哲学者の生を生きるとはどういうことかを問うプラトン入門書
哲学
この著作について
日本を代表するプラトン研究者・納富信留《のうとみのぶる》が、プラトンと「哲学」そのものを問い直した、一般読者向けの本格入門書。
【内容】
本書は「対話」「現実」「生」の三部からなり、第1部は青年プラトンとソクラテスの出会いから始まって、時代のギャップや「知者」ソクラテスといった話題を取り上げる。第2部では、現実との対決、クリティアスの失敗、クリティアスとプラトンといった主題が扱われる。第3部では、ソクラテスの死、洞窟の暗闇、ソクラテスの告発といった主題が論じられる。そして、ソクラテスとプラトンの「対話」から、哲学者の生を生きるとはどういうことかが問われる。
【影響と意義】
ケンブリッジ大学でマイルズ・バーニェットの指導のもと博士号を取得した著者が、ソクラテスとプラトンの対話を軸にプラトンを描いた入門書である。著者の『プラトンとの哲学』『ソフィストとは誰か』などと合わせて、現代日本の古代哲学研究を牽引する仕事として位置づけられる。
【なぜ今読むか】
プラトンを古臭い思想家として敬遠せず、現代の読者とともに考える同時代人として蘇らせる本書は、哲学を学び直したい人にとって信頼できる水先案内人となる。