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ゲーテとの対話

げーてとのたいわ

ヨハン・ペーター・エッカーマン·近代

晩年のゲーテの談話を九年にわたり記録した古典

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文学

この著作について

1836/1848年刊。若い文学者ヨハン・ペーター・エッカーマン(Johann Peter Eckermann)が、ヴァイマル時代のゲーテの秘書的役割を務めながら、九年余(1823〜1832)にわたって耳を傾けた膨大な談話を日記形式でまとめた書物。

【内容】

文学・演劇・絵画・自然科学・政治・宗教・教育・結婚・老いと死まで、晩年のゲーテが話題にした森羅万象が、話し言葉に近い文体で記録されている。シェイクスピア評価、シラーとの友情、フランス文学への批判的受容、ファウスト執筆の進捗、色彩論と進化論の自然観、ナポレオンへの独特の敬意、若い詩人への忠告などが、具体的な場面描写とともに残される。ゲーテ自身の性格・日常の機嫌・散歩の場面も交わされる。

【影響と意義】

ニーチェが「ドイツ語最良の書」と評したように、ゲーテ思想の二次資料であると同時に、西洋近代文学史の一次資料としての価値を持ち、トーマス・マン以降の作家・思想家に繰り返し引用されてきた。

【なぜ今読むか】

巨匠の一年一年が透けて見える稀有な書で、拾い読みでも一生の伴侶になる。

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