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タゴール

我妻和男·現代

我妻和男によるタゴールの生涯と思想の総合的解説。

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哲学

この著作について

インド学者・我妻和男によるタゴールの生涯と思想を概観する解説書である。代表的なものに『タゴール』(人類の知的遺産61、講談社、1981年)と、後年これを発展させた『タゴール 詩・思想・生涯』(麗澤大学出版会、2006年)がある。

【内容】ベンガル文化の名門タゴール家の系譜から始め、詩人としての出発、ノーベル文学賞受賞、シャンティニケトンの学園創設、世界各地への講演旅行、ガンディーとの交流と論争まで、生涯を時代順に追う。あわせてギーターンジャリ家と世界ナショナリズムなど主要著作の内容を紹介し、その宗教思想・教育思想・芸術観の全体像を提示する。

【影響と意義】日本語で書かれた本格的なタゴール研究の代表的な著作であり、断片的な紹介にとどまりがちだったタゴール像をひとまとまりの思想家として描き出した点に意義がある。サンスクリットおよびベンガル語の原典に通じた著者ならではの記述が信頼性を支えている。

【なぜ今読むか】タゴールの詩のみが先行して知られがちな日本の読書界にあって、思想家としての全体像を把握するための定評ある入口となる。

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