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論理学

ろんりがく

野矢茂樹《のやしげき》·現代

野矢茂樹《のやしげき》が命題論理・述語論理を体系的に解説した、分析哲学の基礎を学ぶための論理学テキスト

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哲学

この著作について

ウィトゲンシュタイン研究者・野矢茂樹《のやしげき》が、論理学を哲学の道具としてだけでなく「考えるという営み」自体の省察として書き下ろした日本語論理学テキスト。

【内容】

本書は「なぜ論理学を学ぶのか」という素朴な問いから説き起こされる。続いて、命題論理の基本記号、真理表、自然演繹の推論規則、量化子と述語論理、関係と同一性、定義と公理系の扱いが順に丁寧に紹介される。定理証明の演習を重ねる一方、章末には「哲学的コメント」が置かれ、必要十分条件、逆必要十分、矛盾、排中律、多値論理、直観主義論理、様相論理など、論理学史的・哲学的な話題への扉も開かれる。形式的な厳密さと、論理学を成立させている背景の哲学的問いを往復しながら学べる構成が特徴である。

【影響と意義】

日本語で書かれた現代論理学の定番テキストの一つとして、大学の哲学科・言語学科で広く採用されてきた。著者の哲学の謎論理トレーニングとあわせ、日本語圏での論理学教育の水準を引き上げる役割を果たしている。

【なぜ今読むか】

プログラミング、法律、契約、AIのプロンプト設計など、論理の扱いが必要な場面は生活のあらゆるところに広がっている。記号操作の技術と、そこに潜む哲学的問いを同時に鍛えたい人にとって、本書は最良の教科書である。

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