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論理トレーニング

ろんりとれーにんぐ

野矢茂樹《のやしげき》·現代

日常的な文章の論証構造を分析する実践的論理学入門

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哲学

この著作について

哲学者の野矢茂樹《のやしげき》が、新聞の社説や論説文など日常の文章を素材に、議論を正しく読み解き組み立てる力を鍛える実践的な入門書。

【内容】

形式論理の記号操作から始めるのではなく、実際の日本語の文章から「どこが主張で、どこが根拠で、どこが反論か」を抜き出す練習を重ねる。接続詞の働き、論証の構造、議論のすり替えの見抜き方、反論の組み立て方などを、章ごとに豊富な演習問題と一緒に学ぶ。読む力・書く力・考える力を一本化するのがねらいで、学生が自分で手を動かして身につける構成になっている。

【影響と意義】

大学の初年次教育や哲学系の入門授業で長く採用され、日本語で書かれた実践的論理学入門の定番となった。続編の『論理トレーニング101題』と合わせ、社会人の思考法書としても広く読まれている。

【なぜ今読むか】

SNSや記事の中で飛び交う主張と根拠を切り分ける力は、今こそ必要だ。抽象的な記号論理ではなく、実生活の文章に効く論理を体で覚えられる一冊。議論の作法を身に着けたい大人の再学習にも向く。

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