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それでも人生にイエスと言う

それでもじんせいにいえすという

ヴィクトール・フランクル·現代

アウシュヴィッツ帰還直後のフランクル三つの連続講演

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哲学心理

この著作について

ヴィクトール・フランクルが1946年、ウィーン市民大学で行った三つの連続講演をまとめた小冊子。アウシュヴィッツから生還した直後、夜と霧と同年に公刊された、フランクル思想の簡潔な入門書である。

【内容】

「生きる意味について」「病と死について」「労苦に意味を見いだすことについて」の三講演から成る。敗戦直後の瓦礫のなかにいる聴衆に向け、どのような絶望的境遇でも人間は意味への態度を選ぶ自由を失わないこと、苦しみ・罪責・死という「悲劇の三幕」を引き受ける姿勢そのものが人生に最終的な「然り」を与えることを、平易な言葉で語る。ロゴセラピー(意味中心療法)の基本命題が凝縮されている。

【影響と意義】

『夜と霧』と合わせてフランクル思想の双璧をなし、戦後の心理療法、グリーフケア、ホスピス運動に深い影響を与えた。近年はポジティブ心理学・緩和ケア・コーチングの文脈でも再読されている。末期患者の精神医療や被災地の支援論においても参照される。

【なぜ今読むか】

パンデミックや戦争で「生きる意味」が再び問われる時代に、最も手早く核心に触れられる導入書。

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