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論理学:探究の理論

ろんりがく たんきゅうのりろん

ジョン・デューイ·現代

知識を疑わしい状況の制御へと変換する動的な探究過程として描く論理学集大成。

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哲学

この著作について

ジョン・デューイが1938年に刊行した論理学・認識論の集大成。原書はニューヨークのHenry Holt and Companyから刊行され、邦訳は河村望訳『行動の論理学—探求の理論』として2013年に人間の科学新社から刊行された。

【内容】

論理学を、命題と命題の静的関係を扱う形式的学問としてではなく、生き物が環境との相互作用のなかで疑わしい状況に直面し、それを制御可能な状況へと変換していく動的な探究の過程の一般理論として再定義する。観察、問題の定式化、仮説の形成、推論、実験的検証、評価という探究の循環は、自然科学から社会的・道徳的判断、そして日常的問題解決までを貫く論理として描かれる。

【影響と意義】

デューイ晩年の主著であり、彼のプラグマティズムを論理学の体系として完成させた書として位置づけられる。後の科学哲学における仮説演繹法の議論や、社会科学方法論、教育学における探究学習論にまで深い影響を残した。クワインやローティも本書を重要な参照点としている。

【なぜ今読むか】

知識を所有物ではなく能動的探究のプロセスとして捉え直す視座は、情報過多時代の思考のあり方にも示唆を与える。

著者

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