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ウォルト・ホイットマン·近代

アメリカ民主主義の魂を歌ったホイットマン生涯の詩集

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文学

この著作について

アメリカの詩人ウォルト・ホイットマンが1855年に初版を自費出版し、以後36年にわたり9度の改訂を重ねた詩集(原題『Leaves of Grass』)。アメリカ近代詩の祖型にして、世界詩史上最も影響力のある詩集の一つである。

【内容】

初版は12篇の未題の詩から始まり、最終版では400篇を超える大著となる。自由韻律(フリー・ヴァース)と長い詩行、日常的語彙と壮大なヴィジョンの結合、自己と他者・都市と田園・肉体と魂・生と死のあらゆる対立を包摂する宇宙的包容力が特徴。代表作「おのが歌」「オー・キャプテン、マイ・キャプテン」「ブルックリン渡船にて」は、アメリカ民主主義と個人の魂の叙事詩として世界文学史に不朽の位置を占める。

【影響と意義】

エマーソンが初版を読み「知性と智慧の輝きを驚く」と称賛したことで世に出、以後ボードレール、ディキンソン、ヘミングウェイ、アレン・ギンズバーグ、パブロ・ネルーダに影響。日本では北村透谷・夏目漱石・西脇順三郎が読み継いだ。

【なぜ今読むか】

近代詩の可能性を最大化した古典として、いまも詩を書く者に影響を与え続ける。

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