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社会学入門

しゃかいがくにゅうもん

稲葉振一郎·現代

稲葉振一郎による社会学の理論的入門書

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哲学社会学

この著作について

経済社会学者・稲葉振一郎が2009年に NHK ブックスで刊行した社会学入門。古典理論から現代の経済学的・進化論的アプローチまでを統合的に提示する野心的な一冊である。

【内容】

ウェーバー・デュルケム・マルクスの古典三大社会学者から、パーソンズ機能主義、ゴフマンの相互行為論、ブルデューの界・ハビトゥス論、合理的選択理論、進化論的社会理論までを順に俯瞰する。社会ダーウィニズムや進化論の社会への応用が、過去の差別正当化との切り分けを含めて慎重に扱われる点が特徴である。「社会とは何か」という根源的問いを、行為論・構造論・システム論の三系列に整理して提示する。

【影響と意義】

経済学の方法論的個人主義と社会学の構造志向を架橋する稲葉の方法的姿勢が、社会理論の入門書として独自の位置を占める。学部初学者から専門家までの参照点となっている。

【なぜ今読むか】

社会理論の歴史を、進化論や経済学を含む幅広い視野で再構成するための入口として有用である。

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