パ
『パース著作集』
ぱーすちょさくしゅう
C. S. パース·現代
パース没後にハーバード大で編まれた全8巻の主題別著作集。
哲学
この著作について
C・S・パース没後にハーバード大学で編集された主題別著作集。第1巻から第6巻はチャールズ・ハーツホーンとポール・ワイスの編集により1931年から1935年にかけて刊行され、第7巻と第8巻はアーサー・W・バークスの編集により1958年に追加刊行された。全8巻からなる。
【内容】
生前ほとんどの仕事を雑誌論文と未刊行草稿として残したパースの厖大な遺稿を、編者たちが「原理の一般理論」「幾何学・論理学の原理」「形而上学」「単純数学と論理学の原理」「プラグマティシズムと科学論理学」など主題別に再構成した。記号論、現象学、宇宙論、宗教論まで多岐にわたるパース思想の全体像を、初めて一望可能にした。
【影響と意義】
本書の刊行により欧米の哲学界に本格的なパース再評価の機運が生まれ、20世紀後半の記号論研究、プラグマティズム研究の出発点となった。なお厳密な意味での校訂版全集としては、後の『Writings of Charles S. Peirce: A Chronological Edition』(1982年から刊行中)が継承している。
【なぜ今読むか】
パースの広大な思想世界に最初に触れる窓として、なお基本文献である。
著者
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