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美学辞典

びがくじてん

佐々木健一·現代

美学の基本概念を体系的に整理した日本語の参照書

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哲学芸術

この著作について

東京大学名誉教授で美学・芸術哲学の研究者佐々木健一(1943〜)が単独執筆し、1995年に東京大学出版会から刊行した辞典形式の体系書。

【内容】

通常の辞典とは異なり、項目を五十音順に並べるのではなく、「美と芸術」「制作と創造」「経験と享受」「批評と解釈」「歴史と文化」など、美学の基本問題群ごとに概念を結びつけて配置している。プラトンからカントヘーゲル現象学、分析美学、現代芸術論までの主要概念を、日本の伝統美学(和辻、九鬼、大西克礼ら)と接続しながら解説する。各項目には参考文献と関連項目への索引が付き、辞典でありながら通読しても自然な美学入門書として機能する設計になっている。

【影響と意義】

本書は日本の大学院・研究者にとって必携の参照書となり、芸術学・美術史・音楽美学・文学理論など隣接分野からも参照される標準的工具書として位置づけられている。著者の『日本的感性』『美学への招待』と合わせ、日本における美学研究の到達点を示す業績である。

【なぜ今読むか】

美をめぐる思考を体系的に整理し直す入口として、辞典でありながら一冊の哲学書として読める希少な参照書である。

この著作で扱う問い

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