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ジョン・デューイ―民主主義と教育の哲学

じょん でゅーい みんしゅしゅぎときょういくのてつがく

上野正道·現代

上野正道による評伝的入門書。デューイの教育と民主主義思想を平明に辿る。

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哲学

この著作について

上智大学教授の上野正道によるジョン・デューイ入門。岩波新書新赤版1945として2022年10月に刊行された。教育哲学・民主主義論を中心に、デューイの生涯と思想を平明に辿る評伝的入門書である。

【内容】

デューイの知的形成期、シカゴ大学での実験学校の運営、コロンビア大学時代の哲学的展開、民主主義と教育の有機的結合の構想、日本・中国を含む各国訪問の経験、コモンマンの教育という晩年の構想までを、時代背景とともに描く。プラグマティズムの哲学者としてだけでなく、20世紀前半の社会改革者としての顔を立体的に浮かび上がらせる。

【影響と意義】

デューイの著作は膨大で読み通しが難しいなか、新書という手頃な体裁で全体像を見通せる入門書として広く受け入れられた。日本のデューイ研究の蓄積を踏まえつつ、近年の国際的研究動向も取り込んでおり、信頼度の高い案内となっている。

【なぜ今読むか】

民主主義の危機と教育の意義が改めて問われる現代に、両者を不可分のものとして構想したデューイの思想は実践的示唆に富む。本書はその最良の入口を提供する。

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