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現代思想入門

げんだいしそうにゅうもん

千葉雅也《ちばまさや》·現代

二十万部超のベストセラーとなった現代思想の定番入門

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哲学入門

この著作について

哲学者・小説家の千葉雅也《ちばまさや》(ちばまさや、立命館大学)による、デリダドゥルーズフーコーを中心とする現代思想(いわゆるポスト構造主義)への入門書。講談社現代新書、2022年刊。発売半年で二十万部を超えるベストセラーとなった。

【内容】

本書はまず、「二項対立をずらす」という現代思想の基本姿勢を、日常の具体例から説き起こす。続いて、ジャック・デリダの脱構築、ジル・ドゥルーズの差異と多様性、ミシェル・フーコーの権力と身体といった三人の核を、それぞれ一章ずつ取り上げ、学術用語を最小限にとどめて解説する。後半では、ラカン、ガタリ、メイヤスー、マラブーら「現代の現代思想」、日本の中沢新一《なかざわしんいち》・浅田彰《あさだあきら》・東浩紀《あずまひろき》ら、そして現代思想を読むためのコツとしての「いい加減さ」「ニュアンス」を示す。

【影響と意義】

難解で敬遠されてきた現代思想を、二〇二〇年代の読者に向けて平易に開いた「入門書の再発明」として広く評価され、学術書の売れ行きとしては異例のヒットを記録した。

【なぜ今読むか】

同調圧力や単純化に疲れたとき、二項対立をずらす作法を手元に置いておく価値は大きい。

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