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ホモ・デウス

ユヴァル・ノア・ハラリ·現代

人類の未来をバイオテクノロジーとAIの観点から予測するハラリの大著

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社会科学

この著作について

イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリが2016年に公刊したベストセラー。サピエンス全史(2011)の続編として、人類の過去ではなく未来を予測する大著で、世界各国で30言語以上に翻訳された現代のグローバル古典である。

【内容】

21世紀の人類は飢餓・疫病・戦争という古典的課題を事実上克服し、次の目標として「不死・至福・神性」を追求しはじめていると診断する。バイオテクノロジーとAIの進展によって、人類は自然選択による進化から「知的設計」による進化へと移行しつつあり、「ホモ・サピエンス」は「ホモ・デウス(神人)」へとアップグレードされる可能性がある。しかし同時に、データイズム(データ至上主義)の台頭により、個人の主体性は解体され、アルゴリズムによる統治が支配的となる危険性も指摘される。

【影響と意義】

ビル・ゲイツ、オバマ元大統領、ザッカーバーグら世界的リーダーが愛読書に挙げ、AI倫理・未来予測論の主要参照点となった。『21 Lessons for the 21st Century』と合わせて三部作をなす。

【なぜ今読むか】

AIと生命科学の進展が現実化する今、人類の近未来を考えるための出発点。

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