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フレーゲ哲学の最新像

ふれーげてつがくのさいしんぞう

マイケル・ダメット·現代

ダメットのフレーゲ論を編んだ日本語論集

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哲学分析哲学言語哲学

この著作について

【内容】岡本賢吾と野本和幸の編訳によるダメットのフレーゲ論集である。勁草書房から2001年に双書現代哲学の一冊として刊行された。ダメットがフレーゲと同時代以降の哲学者たちとの関連で書いた論文を中心に編まれており、原著の一つは『Frege and Other Philosophers』(1991)である。

【影響と意義】ダメットはフレーゲ:言語の哲学『フレーゲ:数学の哲学』など長大な研究書でフレーゲを現代分析哲学の源流として位置づけ直したことで知られる。本論集はそれら大著を補完し、フレーゲと他の哲学者との対話を通じて、その思想の射程をより細やかに描き出している。日本のフレーゲ研究にとって貴重な参照点となった。

【なぜ今読むか】フレーゲは生前ほとんど読まれなかったが、ダメットを介して20世紀後半の分析哲学の中心人物として再評価された。ダメットがフレーゲをどう読み、現代哲学の問題系といかに繋ぎ直したかをたどることは、分析哲学の自己理解そのものを学ぶ作業となる。

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