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余は如何にして基督信徒となりし乎

よはいかにしてきりすとしんととなりしか

内村鑑三·近代

自身のキリスト教回心を英語で世に問うた内村鑑三の自伝

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宗教日本

この著作について

内村鑑三が1895年に英語で公刊した自伝的著作(原題『How I Became a Christian』)。札幌農学校時代の入信から、アメリカ留学での精神的苦闘、帰国後の信仰の深化までを綴った、近代日本キリスト教文学の金字塔である。

【内容】

六部構成。第一部は入信前の異教徒時代、第二部は札幌農学校での署名による半強制的改宗、第三部以降は帰国後の挫折とアメリカ留学、アマースト・カレッジでの聖書研究、そして独立独歩の無教会キリスト教の確立までを、率直な内省の筆致で描く。「二つのJ(Jesus and Japan)への愛」という彼の信仰的立場の基礎がここに結晶する。

【影響と意義】

欧米では日本人の精神性を世界に伝える著作として広く読まれ、新渡戸稲造《にとべいなぞう》武士道岡倉天心茶の本と並ぶ明治期の日本論の三大作品。現代の日本キリスト教、無教会運動、比較宗教研究に持続的影響。矢内原忠雄・塚本虎二・関根正雄ら無教会派の思想家全員の出発点となった。

【なぜ今読むか】

信仰と民族・国家との関係を最も誠実に問うた古典として、多文化時代の自己形成のモデルケース。札幌農学校の異文化衝撃から始まる思想形成の記録は、現代の海外留学・異文化体験にも重なる。

著者

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